カリカリ異音のBB30 対策してみた (破)

BB30

(前回のあらすじ)購入して1か月、お約束のBB30のカリカリ音が発生。一番お手軽な対処法として、ベアリング内部のグリスアップをしてみたらカリカリが直ってしまってめでたしめでたしといお話。

さて、前回の処置以降、異音なく快調に機能していたBB30ですが、ちょうど1か月後に再び登りのトルクのかかるところでカリカリ音がで出始めました。1か月って早くない???前回ベアリングに突っ込んだのは結構定評のある防水グリースなので1か月で潤滑性能が衰えるとは思えません。となると、原因はベアリング自体の潤滑ではなくどこか別のところにありそうです。

原因として考えられる箇所は、

1)クランクシャフトとクランクの嵌合部分

2)クランクシャフトとベアリングの接触部分

3)ベアリングとフレームの圧着部分

です。この後、何回もクランクやベアリングをばらして作業するのも嫌なので、今回はそのすべての箇所に対策を加え、さらにベアリング自体も新品に交換してしまうことにします。

作業手順

  1. クランク外す
  2. ベアリング外す
  3. 新しいベアリング圧入
  4. クランク再装着

ベアリングを脱着する工具さえあればそんなに難しい作業ではありません。工具は定番と思われるコチラ。ちょっといいお値段しますが、今後BB30と付き合っていくのならなんとか元は取れそうです。

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用意したベアリングはNTNの6806LLU。2つで1500円くらいです。

ポイントはベアリングの圧入とクランクの装着時に高稠度(ちょうど:グリスの硬さ)のグリスをたっぷりと塗ること。(なぜなのかの仕組みはよくわかりません。グリスが隙間を埋めるのか?音や振動を吸収するのか?)ここで使うグリスは、大体どのメンテ記事でも(キャノンデールの公式メンテビデオでも)ワコーズのブレーキプロテクターが推奨されています。私もオートバイのブレーキパッドを交換するときには使っています。ただ、私が使っているのはスプレー式のやつで、これは今回のように大量に塗り付けるのにはあまり向いていません。スプレーで噴射するためにとりあえず粘度を下げていて、吹き付けてからしばらくすると硬くなり始めるのですが、沢山吹き付けると固くなる前に垂れて落ちてしまいます。ワコーズのブレーキプロテクタにもチューブ式はあるのですが、べらぼうに高いです。Amazonですと100gで4600円!これから先どれだけ使うか全く見当がつかないモノにちょっと出せる金額ではないですね。

そこで好物の代替品検索。ありました。イチネンケミカルズのNX29高粘着消音グリース。

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こちらの用途はほぼワコーズのブレーキプロテクターと一緒です。

  • ●高粘着で鳴きの原因の制動時のビビリを抑えます。
  • ●耐水性、耐熱性(900℃)が良いので流れ出しがありません。
  • ●一部車種のブレーキ作動時の「カチッ」音を軽減します。

完璧じゃないですか。そしてお値段はAmazonで2500円程度と、同量で2000円以上も安いです。)文句なしに決定。チューブから出して使ってみると、ホントにがっしりしていて、厚塗りOKです。

(残念ながら、ちょっとガシガシ作業してましたので、作業中の写真がありません。)

ベアリングを外すのはとても簡単でしたが、新しいベアリングの圧入はベアリングとフレームの角度がずれないように結構気を使います。(実は1回途中まで傾いたまま入ってしまいかなり焦りました。)

クランクの組みつけの際もシャフトと嵌合部分にたっぷりとNX29を塗って組付けました。

さあ、結果はどうでしょう?

アウトです。

っていうか、確実に作業前より悪化しています。ちょっとトルクを掛けただけで「カリッカリッ」。ここまでほぼフルコースでやってダメだとすがすがしいですね。さようならBB30・・・

その日のうちに、中古のシマノ105のクランクセットとBB30をシマノBBに変換するためのアダプター、そしてシマノのBB、SM-BBR60を注文してしまいました。(このシリーズ、もうちょっと続きます。)

コメント

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